歯科医師の退職を告げるタイミングと理由
勤務している歯科医院を退職したい場合、院長先生に退職を告げるタイミングと理由についてを解説します。
最低でも3カ月前に
新しい歯科医師を採用するには3カ月から6カ月かかります。
退職を告げることで医院に居辛くなるのではないかと、なかなか言い出せない先生もいらっしゃると思います。
が、早くその意思を伝えてくださっただけ、医院には迷惑がかかりません。
退職の気持ちが固まったら6カ月~3カ月前にその旨申し出ましょう。
「お話があるので今日お時間ありますか・・・」
院長先生が一番ドキッとする瞬間が「お話があるので今日お時間ありますか・・・」です。
言われた瞬間からもしかして退職?と院長先生は「お時間がある時間」まで内心ドキドキしています。
退職を伝えるのは、院長先生がお時間があるときにストレートに伝えましょう。
退職理由について
引き止められるのではないか、と本当の理由を言うのは辛いですよね。
ネガティブな退職理由は避け、ポジティブな退職理由を伝えましょう。
ポジティブな退職理由:業務編
・これまでの経験を活かして新しい環境で自分の力を試したい。
・矯正/インプラント/小児/成人専門医院で専門知識を学びたい
・開業資金を貯めるため1年間は給与の良い医院に勤務したい
ポジティブな退職理由:私生活編
・開業するため、開業予定地の近くで勤務したい
・両親が高齢になったので実家に戻る必要がある
・結婚を機に郊外に引っ越したい
誰かを病気にしたり、自分を病気にしての退職は必ずバレます。できるだけポジティブな理由を伝えましょう。
引き止められたら?
引き止められた場合、医院に迷惑がかからない時期を先生から聞き、その時期の月末を退職日として退職届けを提出しましょう。
退職届けを受け取ってもらえない場合は、内容証明を医院宛に送付するまたは、退職の理由と時期を記載したメールを院長先生宛に送りましょう。